2022年になって早くも半年。6ヶ月。
2022年の1月。2021年と同じ空を見上げた。
空の色が変わればいいのに。と、私は思った。
年が明けたという実感がなかった。
今年は赤色、来年は黄色。
そんな風に、毎年空の色が変わってくれれば、「ああ、2022年になったんだ。」って実感するかもしれない。
2022年もの間、人は毎年のように年を数えていたのだろう。
1月1日へのカウントダウン。カレンダー替え。
年を越すと、来年に向けて1日1日を数えていく。
それでも、空や森、海、川。自然は何も変わらずに、ゆったりと聳え立つ。
人間がちまちまと時間を数えていても、自然には関係ない。
それは、まるで保育園児が家族ごっこをするように。
人々がルールを決めて社会ごっこをしているよう。
新年が来るたびに、私は感じる。